「一定の取組」証明方法
セルフメディケーション税制の適用を受けるための「健康の保持増進及び疾病の予防への取り組み」は自己流では認められません。
(税金が安くなるわけですから当然といえば当然ですね。)
上記の厚生労働省の告示に詳しくでていますが、具体的には国税庁のHPによれば
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- インフルエンザの予防接種又は定期予防接種(高齢者の肺炎球菌感染症等)の領収証又は予防接種済証
- 市区町村のがん検診の領収証又は結果通知表
- 職場で受けた定期健康診断の結果通知表 (注) 結果通知表に「定期健康診断」という名称又は「勤務先名称」の記載が必要です。
- 特定健康診査の領収証又は結果通知表 (注) 領収証や結果通知表に「特定健康診査」という名称又は「保険者名」の記載が必要です。
- 人間ドックやがん検診を始めとする各種健診(検診)の領収証又は結果通知表 (注) 領収証や結果通知表に「勤務先名称」又は「保険者名」の記載が必要です。
になります。
全部の必要はありません。どれか一つでOKです。
確定申告の際に証明書類を提出又は提示しましょう。
厚生労働省から公表されているフローチャートを基として判定できるようにつくってみました。
下記の質問に答えてください。それぞれの証明方法がわかります。
領収書等を提出しましょう。
原本の提出が求められています。
こんな感じのものです。
領収書又は結果通知表を提出しましょう。
領収書は原本提出です。
手元にない場合には、結果通知表を提出しましょう。
結果通知表はコピー提出が可です。
結果部分は不要ですので、黒塗り又は切り取りをして提出しましょう。
結果通知表を提出しましょう。
結果通知表はコピー提出が可です。
結果部分は不要ですので、黒塗り又は切り取りをして提出しましょう。
領収書又は結果通知表を提出しましょう。
領収書は原本提出です。
手元にない場合には、結果通知表を提出しましょう。
結果通知表はコピー提出が可です。
結果部分は不要ですので、黒塗り又は切り取りをして提出しましょう。
※「特定健康診査」という記載があるかどうか確認しましょう。
こんな感じです。
結果通知表を提出しましょう。
結果通知表はコピー提出が可です。
結果部分は不要ですので、黒塗り又は切り取りをして提出しましょう。
勤務先の名称が書いてあればこんな感じになります。
勤務先又は保険者に証明を依頼してください。
フォーマットはこちら
(保険者)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000145112.docx
(勤務先)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000145113.docx
結果通知表を提出しましょう。
結果通知表はコピー提出が可です。
結果部分は不要ですので、黒塗り又は切り取りをして提出しましょう。
保険者に証明を依頼してください。
フォーマットはこちら
(保険者)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000145112.docx
残念ながら今回の確定申告ではセルフメディケーション税制による医療費控除の適用は受けられません。
今度の確定申告のために、対象年中に「一定の取組」を行ってセルフメディケーション税制による医療費控除の適用を行いましょう。
健康的に節税をして、国の医療費問題にも貢献しましょう。
提出書類には下記の事項の記載が必要です。
①氏名
②取り組みを行った年(確定申告の対象となる年と同一の年であることが必要)
③事業を行った保険者、事業者若しくは市町村(特別区を含む。)の名称又は診察を行った医療機関の名称若しくは医師の氏名。