セルフメディケーション税制ってなに?
セルフメディケーション税制というのは、2017年1月1日からスタートした新しい「医療費控除」のことです。
従来の「医療費控除」は、「病人」や「怪我人」が受けられるものでした。
「治療費が多額になっちゃったら税金を安くしてあげる」
これが「医療費控除」で、つまりは「健康な人」には関係のない税制でした。
一方でこのセルフメディケーション税制は、
「健康な人でも受けることができる医療費控除」です。
もう少し説明を加えると
「予防に努める人の税金を安くしてあげる」という制度です。
「そんなこといったら誰だって受けられるんじゃないの・・・?」
そうです。誰でも受けられる可能性があるのがセルフメディケーション税制です。(詳しくはこちら)
ただ、税金を安くしてもらうために、行うべきことが決められています。
行うべきことは3ステップ
①健康診断受診又はインフルエンザの予防注射等(詳しくはこちら)
②ドラッグストア(もしくはネット通販)で対象薬を12,000円以上購入(対象薬の検索はこちら)
③確定申告(詳しくはこちら)
です。
手続きのハードルは高くありません。
しかも、自分の分だけでなく家族の分の薬でOKです。
ためしに、買ってみました。(感想はこちら)
- ピシャット (下痢止め) 1,080円
- エクシブ(水虫薬) 2,160円
- ロートアルガードクリアマイルドZ(目薬) 1,922円
- パブロンSα(風邪薬)1,580円
- アリナミンEX GOLD(滋養強壮)5,400円
- ロキソニンSテープ(鎮痛消炎薬)1,706円
- バンテリンコーワゲルEX(筋肉痛、関節痛)1,274円
- サロメチールジクロローション(筋肉痛、肩の痛み) 1980円
- イブA錠 (解熱鎮痛剤)643円
- ディパシオIPa (解熱鎮痛剤) 498円
合計20,381円になりました。
これだけであっさり12,000円を超えました。
この買い物だけで、「従来の医療費控除」の年間医療費が10万8,381円かかったのと同じ効果が期待できます。
年間10万円超の医療費というのはなかなかなハードルです。
でも、割と健康なご家庭でも上の写真の感じの常備薬を購入しても良いのではないでしょうか?
2017年中に領収書をきちっと保存してきた方はその領収書でOKです。
年末にまとめ買いしてもOKです。
あとは確定申告をするだけです。所得税と住民税が安くなります。
うますぎる話のようですが、「治療より予防」というのは医学の常識です。
国としては
「所得税を少し安くしてでも予防を推進して国民の医療費全体を下げたほうが良い」
という判断になりました。
「損して得取れ」というわけです。
「2017年1月1日からスタートしてたの?
知らなかった。。。誰も教えてくれなかったし。。なんで」
そんな方も多いと思います。(よくある勘違いを参照)
ですが、まだ今年もあります。
これまで「医療費控除」と縁のなかった人も税金を安くするチャンスです。(詳しくはこちら)
それで、
「対象薬ってどれなの?」
という方のためにこのサイトを作りました。
このサイトの「対象薬検索」で出てくるお薬はすべてセルフメディケーション税制対象の薬です。
(対象薬ってどんな薬なの?はこちら)
健康的な生活を送るように努める皆さん!
国が用意した節税のチャンスを見逃さないように、
対象薬の領収書を集めて確定申告しましょう。
どちらかと言えば、ドラッグストアで買い物をするのは主婦が多いかもしれません。
皆がこの制度を活用しても誰も損をしません。
ぜひママ友たちにも、この新しい医療費控除を教えてあげましょう。
(このサイトの紹介用のQRコードです。)
国の医療費問題に貢献しつつ、所得税や住民税が安くなるチャンスです!!